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数日前、ガス工事の警備をして参りました


道幅の狭い住宅地で道路を掘削して、地中のガス管を新しくする工事でした


細い道で、その道幅のほとんどを掘削しますので、自転車、歩行者はなんとか通行出来るのですが、自動車は通行出来ません


ですので警備員数名がその工事現場に車が向かわないように、少し手前の迂回可能なポイントに立ち、車が来たら迂回のお願いをする事になります


ですが、車が来ません


朝9時から夕方5時まで立って、来た車は2台でした


開始直後の朝9時半ごろ、私が立っていた目の前の住宅からおばあちゃんが出てきました


「寒いのに朝からごくろうさま」


こちらはご自宅近くにお邪魔して重機を使用して大きな騒音を発し、更に車両の通行止めをして迷惑をかけているのに、優しい、ありがたいお言葉を頂戴しました


その後、夕方4時ごろに再度そのおばあちゃんが顔を出し、


「えぇ? 1日中いたの? 朝から? 大変ねぇ 車、来ないでしょ、ここ」


と。


そうなんです


1日中ずっと同じ場所に立っていて、2台車が来ただけ。


正直、何故か虚しくなる時があります


夜勤あけの翌朝からの勤務だと、眠くなってしまう時も。


でも、警備員という職業は、「万が一のための警備員」という側面もあるのです


車がほとんど来なくても、もし車が工事現場に向けて入って行ってしまったら、道路を掘削してしまっていますので通行出来ず、バックで戻って来るしかないのです


「万が一」と聞いて、何を思い浮かべますか?


自然災害

がんなどの恐ろしい病気

自動車事故

などなど。


万が一って、とっても怖いものが多いですね


万が一にでも、起こって欲しくありません


それを防ぐ、防げるのが警備員なのです


「万が一の警備員」


警備員として、とっても大切にしたい言葉です


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