家庭内での高齢者の虐待について

query_builder 2026/03/18
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今回は、家庭内での高齢者の虐待について、書きたいと思います


家庭内での高齢者虐待は、表面に出にくく、気づいたときには深刻化していることも多い問題です


ここでは、実態・具体例・見抜き方・対策・相談の流れまで、踏み込んでわかりやすく説明したいと思います


高齢者の虐待の実態


高齢化が進む中で、高齢者虐待の相談・通報は増え続けています


実態調査は主に 厚生労働省 が行っており、家庭内(家族による虐待)が大半を占めているのが特徴です


特に多いのは


  • 同居している家族(息子・配偶者など)による虐待

  • 介護を担っている人が加害者になるケース

です


つまり、


「面倒を見ている人ほど加害者になりやすい」


という難しい構造があります


よくある具体的な例


現実に多い事例を少し具体的にイメージすると理解しやすいです


例えば、認知症の親を介護している家庭で、同じことを何度も聞かれたり、夜中に起こされたりすることで、介護者のストレスが限界に近づきます


最初は優しく対応していても、次第にイライラが強くなり、怒鳴るようになり、やがて手が出てしまうという流れです

また別のケースでは、年金を家族が管理しているうちに、生活費として使う範囲を超えてしまい、結果的に高齢者本人の生活が圧迫される


「経済的虐待」


になることもあります


さらに、介護に疲れてしまい、食事を十分に与えなかったり、入浴をさせなくなったりする


「ネグレクト」


も多く見られます


これは悪意というよりも、限界状態の放置によって起きることが少なくありません


見逃されやすいサイン


高齢者虐待は外から見えにくいため、周囲が気づくことが重要です


特に次のような変化は注意が必要です


・不自然なあざやケガが増える
・急にやせる、栄養状態が悪い
・服や部屋が極端に不衛生になる
・家族の前で極端におびえる
・人と会うのを避けるようになる


また、介護している家族側にもサインがあります


・強い疲労やイライラ
・「もう無理」「早くいなくなってほしい」などの発言
・外部との関わりを断つ


これらは「虐待の一歩手前」の危険信号ともいえます


何故起きるのか


高齢者虐待は、単に「性格が悪いから起きる」ものではありません


多くの場合、いくつかの問題が重なって起きます


大きな要因は


  • 介護の長期化による疲労

  • 相談できる相手がいない孤立

  • 経済的な負担

  • 認知症によるコミュニケーションの困難

です


特に


「家族で何とかしなければ」


という思い込みが強いほど、外に助けを求められず、結果的に状況が悪化しやすくなります


具体的な対策


対策で最も大切なのは、一人で抱え込まないことです


家庭内で解決しようとすると限界が来るため、外部の支援を早めに使うことが重要です


例えば、デイサービスや訪問介護を利用すると、介護者が休める時間ができ、精神的な余裕が生まれます


また、地域には高齢者支援の拠点として


「地域包括支援センター」


があり、介護の悩みやトラブルについて無料で相談できます


ここでは


  • 介護サービスの紹介

  • 家族へのアドバイス

  • 必要に応じた介入

などを行っています


高齢者虐待は法律でも対応が定められており、高齢者虐待防止法 によって、疑いの段階でも通報が可能です


通報すると、自治体が事実確認を行い、必要に応じて


  • 家庭への指導

  • 介護サービスの導入

  • 高齢者の保護

などの対応が取られます


「通報=すぐに家族が罰せられる」


というわけではなく、多くの場合は支援や改善が目的です


まとめ


家庭内の高齢者虐待は、


「介護の大変さ」



「孤立」


が重なって起きやすい問題です


だからこそ大切なのは


  • 早く気づくこと

  • 早く相談すること

  • 外部の力を使うこと

です


次に、この問題を相談できる窓口をご紹介します


■ 最も重要な窓口:地域包括支援センター


まず最初に知っておくべきなのが
地域包括支援センターです


これは市区町村ごとに設置されている高齢者支援の総合窓口で、
高齢者虐待の相談・通報の中心的な役割を担っています


  • 本人・家族・近所の人、誰でも相談OK

  • 「疑い」の段階でも相談できる

  • 個人情報は守られる


また、夜間や休日でも対応できる体制を取っている地域も多く、緊急時にも相談可能です


■ 市区町村の福祉窓口(役所)


各自治体の


  • 高齢福祉課

  • 地域福祉課

なども正式な相談窓口です


ここでは


  • 虐待の調査

  • 家庭への指導

  • 介護サービスの導入


    などが行われます

法律(高齢者虐待防止法)に基づき、通報を受けたら対応する義務があります

■ 都道府県の相談窓口


各都道府県でも電話相談を行っています


例えば千葉県では


  • 高齢者虐待相談専用電話

  • 平日9時〜17時

といった形で相談を受け付けています


また、地域によっては24時間対応の支援センターもあります


■ 緊急時は警察・消防


次のような場合は、迷わず緊急通報が必要です


  • 今まさに暴力がある

  • 命の危険がある

  • 重いケガや体調不良がある

警察:110
救急:119


自治体の案内でも、緊急時はまず警察・消防に連絡するよう明記されています


■ 相談のポイント


高齢者虐待は


「確実な証拠」


がなくても相談してよい問題です


例えば


  • なんとなく様子がおかしい

  • 怒鳴り声が聞こえる

  • やせてきた

こういった段階でも相談できます


また、通報した人の情報は守られるため、


「近所だから言いにくい」


という場合でも安心して相談できます


■ まとめ


高齢者虐待の主な相談先は次の通りです


  • 最優先:地域包括支援センター(全国に設置)

  • 役所:高齢福祉課・地域福祉課

  • 都道府県:電話相談窓口

  • 緊急時:警察・消防

高齢者虐待は、早く気づいて早く相談することが一番の対策です


通報は


「罰するため」


ではなく、


「本人と家族を守るため」


の行動なのです


皆さま、今日もご安全に


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