高齢者の事故について

query_builder 2026/03/01
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今回は高齢者の事故について、書きたいと思います


高齢者に多い事故は、


「自宅の中で起きる」


「ちょっとした変化が大きなけがにつながる」


という特徴があります


年齢を重ねると、筋力・視力・聴力・反応速度・平衡感覚が少しずつ低下します


また、持病や服薬の影響でふらつきやすくなることもあります


そのため、若い頃なら問題にならなかった小さな段差や温度差が、重大な事故の原因になります


まず最も多いのは転倒事故です


廊下、玄関、トイレ、浴室、階段など、日常的に使う場所で発生します


特に、


「急いでいるとき」


「夜間で暗いとき」


「手に荷物を持っているとき」


に起こりやすい傾向があります


高齢者は骨がもろくなっていることが多く、転倒が骨折につながることもあります


骨折をきっかけに活動量が減り、筋力がさらに落ちるという悪循環も起こりやすいです


対策としては、環境整備が最優先です


床に物を置かない、電気コードをまとめる、段差にはスロープや目立つテープをつける、階段やトイレ・浴室に手すりを設置することが効果的です


滑りやすい浴室や玄関には滑り止めマットを敷きます


でも、マットの端がめくれ気味になっていたり、少し浮いている状態だと、そこにつまずいて転倒してしまいますので、端がめくれていないか、浮いていないかをしっかりと確認してください


夜間の移動に備えて足元灯を設置することも重要です


また、バランス能力を保つ軽い運動や散歩など歩行を毎日継続することが予防につながります


次に注意が必要なのが入浴中の事故です


冬場に多いのが、ヒートショックと呼ばれる、急激な温度変化による体調急変です


暖かい部屋から寒い脱衣所へ移動し、熱い湯に入ると血圧が大きく変動します


その結果、意識を失い溺れてしまうケースがあります


対策は、脱衣所や浴室を事前に暖めること、湯温を高くしすぎないこと、長時間の入浴を避けることです


家族がいる場合は入浴前後に声をかけ合い、異変に早く気づける環境を作ってください


交通事故も無視できません


歩行中の事故では、信号の変わり目で急いで横断する、夕暮れ時に見えにくい服装をしている、といった状況が危険を高めます


急いで、特に小走りでの信号の変わり目の横断は、特に危険です


別のブログで前述しましたが、信号の変わり目は赤信号を待ちたくない車も同時に交差点に突っ込んできます


直進ならまだいいですが、突っ込んでくる車が右折、左折の場合はすごく危険です


歩行者も急いでいる、同時に車も急いでいて左折巻き込み確認などがおろそかになっていますので、事故が起きないはずはない、と言っていいくらいに危険です


信号の変わり目は、数歩進んでしまっていても引き返すくらいを心がけて、次の青信号を待ちましょう


反射材の活用や明るい色の服装、横断歩道の利用が基本です


特に男性のビジネスマンと若い人たちは最近、服装が全身真っ黒な人がとても多いです


夜間、対向車のヘッドライトの光などがあると、真っ黒な人はドライバーからほとんど見えていませんので、本当にやめて欲しいと思います


特に夜間で土砂降りの雨の中だと、ドライバーからは真っ黒な歩行者は見えません


暗い交差点だと、一時停止して時間をかけていくら慎重に確認しても、見えません


正直、徐行しながら「ほぼ勘」で右左折しなければいけないのです


高齢ドライバーの場合は、判断力や視野の変化が影響することがあります


定期的な運転適性の確認や、運転支援機能付き車両の利用、場合によっ

ては免許返納を検討することも安全対策の一つです


誤嚥による窒息や肺炎も高齢者に多い事故です


飲み込む力が弱くなると、食べ物や飲み物が気道に入りやすくなります


食事はゆっくりと、よく噛むことが基本です


必要に応じて刻み食やとろみをつけた飲み物にするなどの工夫が有効です


食事中は姿勢を正し、横になったまま食べないことも重要です


さらに、火災事故も高齢者世帯で発生しています


コンロの消し忘れや暖房器具の周囲に物を置くことが原因になります


自動消火機能付きコンロ、電気コンロや安全装置付きストーブの利用、住宅用火災警報器、消火器の設置と点検が大切になります


高齢者の事故予防で特に重要なのは、


「体の変化を理解すること」



「住環境を整えること」


そして


「孤立を防ぐこと」


です


家族や地域とのつながりがあれば、体調変化や異変に早く気づけます


定期的な声かけや見守りは、大きな事故の防止につながります


事故は突然起きるように見えて、多くは予防できます


環境の見直し、生活習慣の工夫、周囲との連携を重ねることで、安全性は大きく高まります


皆さま、今日もご安全に


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